2013年3月14日に、PHP5.4.13とPHP5.3.23がリリースされた。このリリースでは、CVE-2013-1643 and とCVE-2013-1635を含む15の不具合が修正されている。CVE-2013-1643とCVE-2013-1635は、SOAP WSDLの外部エンティティ機能を使うと任意のファイルを閲覧できてしまう不具合です。これらの技術を使っている場合は速やかにアップデートすべきでしょう。
遅れ気味ではありますが、PHP5.5の開発も進んでいます。近いうちに(おそらくGWまで)にPHP5.5のベータ版はリリースされるでしょう。PHP5.5の安定版(PHP5.5.0)がリリースされた時点で、PHP5.3系のメンテナンスは打ち切られることになりそうなので、PHP5.3からPHP5.4への移行準備は早めに進めておきましょう。